一昨日、一頭の牛がニューヨーク市にある屠殺場から脱走し、パニック状態で道路に飛び出したが、一時間以内に警察に捕まり、また屠殺場に連れていかれた。
しかし、ソッシャルメディアとニュース番組では、その脱走した牛が大話題になり、殺さないでという声が直ぐ多くなった。
そして、近くのニュージャージー州にある畜産動物のための保護施設のオーナーのマイク・ツーラさんはさっそく屠殺場のオーナーに電話し、交渉をしはじめた。
「毎年、3800万頭もの牛が牛肉のために殺されていますが、たまに一頭でも救われたらいいんじゃないですか?と何回も説明して、納得させようとしました。」と、ヴィーガンのマイクさんがNY Daily Newsの新聞とのインタビューで語った。
もしその牛を殺す事にしたら、デモでも起こるだろうと心配していた屠殺場のオーナは、直ぐマイクさんの「スカイランド・アニマル・サンクチュアリ」という保護施設に牛をあげると決意したそうだ。
その保護施設は、自然が豊で、とても綺麗なところだが、これからフレディーちゃんはそこで、他の救われた畜産動物と一緒に暮らす事になっている。
「フレディーちゃん?誰それ?」と思っている方はいるかもしれないが、実はスカイランドのオーナーはイギリスのロックバンドの「クイーン」のファンで、歌手の名前を牛さんに付けることにした。
1人の思いやりのおかげで、苦しみながら殺される運命だったフレディーちゃんは、ずっと幸せに、綺麗な自然の中で暮らす運命になった。そして、私達にも、牛肉を食べないという選択で、フレディーちゃんのような牛を救う事ができます。