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世界一有名なボディービルダー、アクション映画の俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーはお肉を沢山食べる男というイメージかもしれないが、今週の第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議では、

「環境を守るために、ベジタリアンになろう!」というメッセージを自分のスピーチに込めた。

今まで、大量のお肉を食べてきたのに、急に菜食を勧めたその理由とは?

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「肉食は環境破壊の原因で、大問題となっています」と、シュワルツェネッガーが英国放送協会とのインタビューで説明した。「温室効果ガスの28%以上は畜産によるものです。」

しかし、どうしてもお肉をやめたくない方が多いため、お肉の消費率を減らすためには、完全にベジタリアンになる事よりも、週1・2日お肉をやめる活動を勧めた方が効果的だと言っている。


「ベジタリアンになるのはいい事だと思いますが、殆どの人は聞いてくれないでしょう。」

「でも、週1・2日だけお肉をやめようと言ったら、やってくれるはず。なかなかのチャレンジかもしれませんが、やらないといけない事ですね。」

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ターミネーターのような、マッチョで強い体を目指しているから、お肉をやめたくない男性も多いと思うが、シュワルツェネッガーによると、そんな心配は全く要らないそうだ。

「タンパク質は他にも色々な食べ物で摂取する事が出来ます。」

「ベジタリアンのボディービルダーやウエイトリフティングのアスリートは沢山知っています。」

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畜産が数百億ドル規模の企業のため、今まで多くの政治家と環境保護団体は肉食の及ぼす環境問題を無視してきたが、最近「Cowspiracy」というドキュメンタリー映画などの影響で、肉食の問題が世界中の新聞やニュース番組では話題となっている。

そのおかげで、「肉食をやめる必要がある」とはっきり言える政治家やシュワルツェネッガーのようなセレブも毎日のように増えている。