私はプロアスリートでも何でもありませんが、ロッククライミングと吊り輪のトレーニングを通して筋肉を付けてきたので、よく「マッチョ」だと言われます。そして、私がヴィーガンだと知ったら、殆どの人は「え?!お肉を食べないのにそんなにムキムキ?」とびっくりします。

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筋肉を付けるのにお肉を食べる必要があると思っている人は多いかもしれませんが、実は必要なのはタンパク質を構成するアミノ酸だけです。そして、肉に含まれるアミノ酸は全て穀物、豆、ナッツ、野菜などでも摂取する事が出来るので、肉を食べなくても全く問題はありません。


その上、肉よりもアミノ酸スコアが高いベジタリアンの食物(大豆、そば、キヌアなど)もあります。そのため、ベジタリアン・ヴィーガンのプロアスリートは大勢おり、彼らは肉を食べるアスリートと同じぐらいたくましい体つきをしています。

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私の場合、肉、卵などの動物性食品を食べるのをやめてから、体脂肪率が減り、そして肉を食べていた頃よりも筋肉を早く付けられるようになりました。一年間だけで、5キロ以上、筋肉が付きました。9つのオリンピック金メダルを取ったカール・ルイスも、ヴィーガンになってから自分がもっと強くなったと話しています。しかし、よく考えると、肉よりもベジタリアンの食の方が栄養価が高いので、当然のことではないでしょうか。


それでは、ベジタリアン・ヴィーガンのプロアスリートを少し紹介したいと思います。

フランク・メドラーノ

YouTubeの有名人フランク・メドラーノはヴィーガンであり、彼の運動動画は視聴回数25,000,000回を超えています!

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アッレクス・オノルド

命綱なしのロッククライミングで有名なオノルドさんもベジタリアンです。彼は、元々環境問題に興味があり、食肉生産が地球の温暖化、汚染、森林破壊などの原因であるという事を知ってベジタリアンになる事を決意したのだそうです。

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ビーナス・ウィリアムズ

女子プロテニス界にもヴィーガンの選手がいます。自己最高ランキングはシングルス1位、ダブルス1位。

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カール・ルイス

アメリカの元陸上競技選手。オリンピックで9個の金メダルを、そして世界選手権では10個のメダルを獲得しました。

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ダリップ・シン

インドのプロレスラー、ベジタリアンのシンさんは、身長216cm、体重157kg。 肉を食べずにこの強靭な体を作り上げました。

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ロバート・リー・パリッシュ

プロバスケットの往年名選手。

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ビリー・ジーン・キング

女子テニス界に君臨した往年名選手。

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デレク・ツリサイズ

ヴィーガンのフィットネスモデル。

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ティモシー・ブラッドリー

アメリカ人のプロボクサー。元世界スーパーライト級統一王者。試合の前にはパワーアップを図るために、動物性食品を食べるのをやめて、ヴィーガンになります。

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ジェイク・シールズ

アメリカ人の総合格闘家。元世界ウェルター級王者。

UFC 144: Akiyama v Shields

肉・卵・乳製品を食べなくても、強い体が作り上げられるという事を証明していますね。